SkyDriveからお知らせメールが届きました。
>--ここから
新しい名前、便利なサービスはそのままで
もうすぐ良い変化をお届します
SkyDrive では数週間以内にある変化が起こります。 SkyDrive は OneDrive という名称になり、お気に入りのものを保存して、すべてのデバイスで共有できるさらに便利な場所になります。 ただし、ご心配には及びません。 この移行期間中も SkyDrive に保存している写真、動画、ドキュメント、およびファイルには、問題なくアクセスできます。
OneDrive には、 SkyDrive の便利な機能だけでなく、それ以上の機能があります。
OneDrive、間もなく登場です。
>--ここまで
※すでに、米Microsoft(マイクロソフト)は現地時間2014年1月27日、SkyDrive」の名称を「OneDrive」に変更すると発表していた。
このSkyDrive(スカイドライブ)の変更、正直、連絡遅かったなぁ…という感想。
連絡がきたのに見落としているのかと思ってた。
とりあえず、利用者がなにか変更する必要はない、とのこと。
SkyDrive(スカイドライブ)とは?
Microsoftによると…
「SkyDrive は Windows 8.1 および Windows RT 8.1 に組み込まれている、すぐに使用できる無料のオンライン ストレージです。
SkyDrive にファイルを保存すれば、ノート PC でプレゼンテーションをしたり、新しいタブレット PC で休暇の写真を共有したり、携帯電話で買い物リストを確認したり、いつでもそのファイルにアクセスできます。」
とある。
Microsoftが提供するクラウドサービス。
いわゆる「オンラインストレージ」オンライン上の資料、データ保管場所。
EvernoteやDropBoxなどと同じようなもの、と考えてもらえばいいかと。
(ここでは、それぞれの特徴については省略)
Windows 8.1 および Windows RT 8.1 に組み込まれている とあるように、Microsoftはこれにけっこう力をいれてきていた。
やっと使用者になじみがでてきたSkyDriveという名称を変えたのはなぜ?
SkyDrive(スカイドライブ)の名前が変わった理由
Microsoft公式ブログによると、以下のように説明されています
>--ここから
SkyDrive のような人気サービスの名前を変えるのは容易ではありませんでしたが、新しい OneDrive という名前は、お客様に提供できる価値と私たちの将来のビジョンを一番よく表現していると考えています。
そのビジョンには、一生のうちにたくさんのデバイスを使うお客様も、大切なデータは 1か所に保存したいということを反映しています。写真や動画、ドキュメントもすべて、1 か所に。いつも使うデバイス間でもシームレスにつながっている場所、それが OneDrive です。
>--ここまで
確かにこれはこれで納得できる説明。
でも、別に変える必然性はないよね。 というところで気になるのは、やっぱりこっち。
2013年7月、英国の裁判所からSkyDriveがBSkyBの商標を侵害しているとの判決を受けたMicrosoft。
控訴して裁判が長引くより、名称を変えることでBSkyB(British Sky Broadcasting Group)と和解することを選んだという経緯がある。
この裁判の中で、BSkyB側から提示されていた「自社のサービスと誤解してSkyDriveを使う人がいる」との事例は、かなり無理があるようなものも多いし、そもそも間違うか??と思うものが多かった。
確かに、控訴して無駄な時間を費やするより、名前を変えて、それ自身も話題にして、サービス拡張したほうがいいかもしれない。
「すべて1か所に」
このMicrosoftの思惑がうまくいくかどうか、は、利用者にとっての使い勝手のよさと、安全性(安心感)だろう。
ほかのオンラインストレージとどう差別化していくか。むしろこれからが勝負。
最近、少しずつまた面白くなってきているMicrosoft。期待して見守ってみよう
坂本 実千代
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