「次の京都旅行では、絶対ここに行く!」雑誌で見かけて決めていた「ソワレ」
外観も、ご覧のとおり超レトロ。この看板のロゴさえ懐かしい。
昭和23年からここにあるお店は、ビルに囲まれています。
うっかりすると見逃してしまいますので、お気をつけて。
ソワレについて
店内が青いのは何故?
ソワレの特徴は、まず何といってもこの青い照明。
創業者の友人の「女性がきれいに見える照明を」というアドバイスがきかっけだとか。
健康美より透き通るような白肌の女性が美人、という当時の美意識ですね。
実際、ここがお見合いの席として使われることも多かったそうです。
照明だけでなく、調度品も不思議な雰囲気を醸し出していますね。
個人的には、明智小五郎とか怪人二十面相とか黒蜥蜴…
美輪明宏さんの出演作を思い起こします。
このお店、観光客だけではなく地元の大学生にも人気。
男の子がデートに誘う時の定番。
ここを知らないなんてちょっとね…というお店だとか。
東郷青児とソワレ
店内に飾られている絵はもちろん、
コースターやショップカードにも東郷青児の絵が使われています。
店内に飾られている彫刻や絵は、東郷青児以外のものも二科会会員の作。
子供のころ毎年二科展を見に行っていた懐かしさも加わりました。
ソワレならではのメニュー
このお店ならではのメニューがこれ。
[ゼリーの誘惑]と名づけられたこのサイダーは数量限定。
昭和53年からメニューに加わったという「ゼリーの誘惑」は
色とりどりのゼリーが幻想的で、
影絵やガラス細工のアクセサリーを思い起こさせてくれる。
今は他に
- 「ゼリーポンチ」
- 「ゼリーヨーグルト」
- 「ゼリーポンチフロート」
- 「ゼリーワイン」
などバリエーションも豊富。
家でも真似できそうだけど、
やっぱりこれはこの不思議空間でこそ楽しめるのかも。
懐かしい昭和喫茶メニュー:ソーダフロートも色とりどりに6種類。
甘いものが苦手な人に同行してもらう場合も、
コーヒー、紅茶やビール、カクテルなども各種ありますのでご安心を。
まとめ
「ゼリーの誘惑」のゼリーはちょっと堅めの寒天系。
ベースはスプライトというよりラムネ。
「とってもおいしい!」というものではないけれど、
それこそが昭和の喫茶店そのものの魅力かも。
何より、この空間にいることが幸せな時間。
また行きたい!そう思えるお店です。
喫茶ソワレ:アクセスなど店舗情報
- 〒600-8001
京都府京都市下京区 西木屋町通四条上る真町95 - 営業時間:13:00~19:30
(LO 1階18:00、2階18:45) - 定休日:月曜休
(祝祭日の場合は翌日休) - TEL:075-221-0351
坂本 実千代
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