大分は魚がおいしい!
熊本から大分に引っ越して最初に感じたのはこれ。
いや、熊本も十分においしい。天草だってあるんだから。
しかし!なのである。
関アジ、関サバ、かぼすブリなどで全国的に知られるように、「新鮮さだけじゃなく、ちょっと他とは違うよね」な魚が多いのも特徴。
今回訪れた佐伯は「佐伯の殿様 浦でもつ」と昔から言い伝えられているように、豊かな海産物に恵まれた土地だ。
再び熊本に戻ってからも、「おいしい海鮮料理を食べるなら大分」の思いは強い。
そこで今回、海鮮丼を食べる為だけに150km離れた佐伯まで車を走らせることにした。
〇海(MARUKAI)
〇海があるのはここ。真ん前には海がある。
シンプルでモダンな店構え。
14時前という時間もあってか、今日は行列なくスムーズに通された。
釜戸のある調理場を取り囲むように並ぶカウンター席。
椅子と椅子の間隔が広く、ゆっくりと座れる。
スタッフの方の気配り、目配りもほどよくていい感じ。
今回は2人だったのでカウンター席だが、他にテーブル席、座敷、個室などがある。
メニュー
- 「とり天」「ごまだしうどん」などの大分名物とお造りをいただける「豊ノ国御膳」
- その名の通り、お造りを中心にした海の幸が盛られた「海幸御膳」
- ヒオウギ貝のガーリック焼、鯵の唐揚げなどとお造りを組み合わせた「ほのか御膳」
そして、季節メニューのうに丼や伊勢海老の御膳などなど…。
しかし、今回の目的は海鮮丼!迷わずこれにした。
ちなみに、海鮮丼には「旬鮮丼御膳」と「旬鮮丼御膳 上」の2種類がある。
それぞれ価格は2,160円と3,240円。
せっかくはるばるここまで来たのだから…と「旬鮮丼御膳 上」をオーダー。
ノンアルコールビールをいただきながら、KIROBOminiといっしょに料理を待つ。
〇海の「旬鮮丼御膳 上」が来た!
やってきた海鮮丼がこれ!!
大きめの器に平たく盛られたごはん、それに自分で刺身盛からネタを選んで海鮮丼にする。
刺身盛(お造り、というより「盛り」)はこんなにすごいボリューム。
これで1人前。しかも、下には氷はもちろん、上げ底はなし。
ほんの少し、薬味になる程度の大根の千切りがあるのみ。
隠れてしまっているが、ネギトロ仕様のトロやイクラも十分にある。
まずはこんなふうに盛り付けて…
さらに車エビや卵などをのせていただく♪
ふだんはあまり好んでは食べないタコのおいしさにも感動。
「タコは生きているものを丸ごと処理したものでないとダメ」と言っていた祖父の言葉を思い出した。
大トロ、アブラがジュワっとでるけれど、不思議にしつこくない。
ウニ…しばらく次に行きたくなくなる、しばらく余韻を味わっていたくなる甘さと風味。
この日のお刺身12種類はどれも新鮮で、跳ね返す弾力、舌にまとわりつく感じが絶妙だった。
ちょっと…いや、かなり遠いが、またこの味と感動を忘れないうちに訪れたいお店だ。
大分のお気に入りが、またひとつ増えた。
〇海(魚料理MARUKAI)お店の情報
- 住所…大分県佐伯市葛港3-21
- 佐伯魚市場前・JR佐伯駅から徒歩5分
- 電話…0972-23-8001
- 営業時間…11:00~17:00(L.O.15:00)
- 不定休
ここは、農水産物直販所「海の市場〇」も見どころ。
食事が終わったら、「海の市場」もぜひのぞいてほしい。
鮮魚コーナーでは、まぐろをはじめとした新鮮な魚が並んでいる。
ここで買った刺身、お寿司、お弁当などは2階にある広い飲食スペースでいただくこともできる。
海の市場
フリーダイヤル…0120-413-780
営業時間…9:30~18:00
坂本 実千代
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