熊本県の県北、山鹿市菊鹿にひろがる、番所の棚田。
日本の棚田百選にも選ばれ、熊本県農村景観大賞も受賞しているこの地は、なんとも「懐かしい日本の風景」が広がる場所。
車から降り立つと、大きく伸びをしたくなった。
例年の見ごろは9月20日ごろ、ということで、この日(9月17日)は彼岸花には、まだまだ蕾が目立った。
しかし、実った稲が段々と重なる棚田とそれを囲む彼岸花、秋晴れの青空と緑の木々のコントラストが見事だった。
棚田は約200枚の石垣で区切られているそうで、10haの広さがある。
以前はなかった電気柵が田の周りに張り巡らしてあり、その注意書きも掲示されていた。
観光する際は、地元の人の迷惑にならないよう、また、実際に稲を収穫するための田であることを忘れないようにしたい。
番所の棚田 写真いろいろ
田に水を注ぐためのこんな仕組みも新鮮!
坂本 実千代
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