もうすぐ2月。寒さもいよいよ本番!
着続けてきたコートも、ちょっと疲れが…汚れが目立ってきた。
ハンガーにかけて離れたところから見ると、「そろそろヤバい」くらいの汚れ具合。
私は特に、白や水色、ピンク、ベージュといった、汚れが目立ちやすいコート、しかも、必ずファー付きを選んでしまうという困った性癖(?)がある。
マメにクリーニングにださないと、とっても残念な結果になってしまう。
そうはいっても、コートのクリーニングはけっこう高い。
ファーは別料金になるので、このクリーニング代はさらに高い!
3,000~4,000円スタートだから、出したあとにもらう見積もりにショックをうける可能性もある。過去に、10,000円を超えたこともある。
以前、ショップ店員さんから聞いた方法で、思い切って洗ってみることにした。
今回洗うのは、薄いブルーのフォックス、フードを囲むような細長いファーだ。
自宅でファーを洗う方法
用意するもの・必須
- 洗面器
- バスタオル(ない場合は、小さいタオル複数枚)
- シャンプー
- リンスかコンディショナー
- バスタオル(ない場合は、小さいタオル複数枚)
- ドライヤー
用意するもの・あったほうがいいもの
- 目の粗いブラシ
では、実際に洗ってみましょう。
ファーを洗う手順
- 振ってほこりをとる。
- からんでいたりする場合は軽くブラッシングする。
- 洗面器に人肌くらいのぬるま湯を入れる。
- ふだん使っているシャンプーをポンプ2押し。
- お湯にしっかり溶けるよう混ぜ、指先を使って泡だてる。
- シャンプー液にファーを入れて振り洗い。
- 気になる部分は押し洗いしてもいいが、揉んだりこすったりはしないこと。
- 同じ温度のお湯でシャンプーをすすぐ。強すぎる水圧は避ける
- 洗面器に貯めたお湯にリンスまたはコンディショナーを溶かし、ファーを浸す。
- 時間をおく必要はないので、すぐにしっかり洗い流す。
- バスタオルに包んで脱水1分。
- ドライヤーで乾かす。
※成分が残るとシミになる可能性があるので、しっかり流すこと。
ワンポイント・乾かし方
- ドライヤーをかける前に、しっかりタオルドライしておくこと。
- ドライヤーは自分の髪を乾かすより低温にする。
- ファーがつぶれたり変なクセがつかないよう、ドライヤーを遠めにする、または、手をクッションにしてファーに風が強くあたりすぎないようにする。
- ある程度乾いたときと仕上げにブラシを通すと、さらに仕上がりがよくなる。
洗うのは簡単ですが、乾かすのにはけっこう時間がかかります。
今回は細長いファーだったのでそのままでしたが、ボリュームのあるものやファーの取り付け部分の布の縮みが気になる場合は、事前に大きさを測ったり、大きめの紙にかたどりをしておいて、その大きさに合わせるようにして乾かす…などが必要になってくるかもしれません。
リアルファーでも簡単に洗うことができました!
でも、シルバーフォックスなど高級なものは、やはり値段がはっても専門家に任せたほうが安心でしょう。
あくまでも自己責任で。
不安な場合は、目立たない部分だけちょっと濡らしてみる…などもいいかもしれません。
最後に、しっかり洗い流すこと、しっかり乾かすこと をお忘れなく!
坂本 実千代
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