「とどのつまり」の「とど」って何?
とどのつまり=「結局のところ」「挙句の果て」といったような意味ですね。
「とど」というのは、魚のボラの別名のことです。
あまり知られていないけれど、ボラは出世魚なんです。
出世魚、つまり「成長するたびに名前が変わる、縁起のいい魚」です。
おぼこ → いな → ぼら → とど
と名前が変わっていきます。
その成長がとまるのが「とど」
このことから、「結局のところ」という意味になったのです。
こんな例に挙げられるなんて…なんだかかわいそうかも。
ちなみに…ボラの卵巣の塩漬けは珍味「カラスミ」
旬は秋から冬のお魚です。
<補足:お料理のプロが教えてくれました>
- ハク→スバ→オボコ→イナ→ボラ→トド
- ボラは30~40センチくらいをいいそれ以上がトド
ボラにも沖ボラというものがいて、この沖ボラは泥臭さもない綺麗な白身でとてもおいしい。
鮮度勝負であり意外と入手困難だったりします!
この沖ボラくらいになる「トド」どと言われるボラの最終型。
また、カラスミは寒ボラのみの卵で仕上げます。
焼酎をマメに塗ってと手間暇かければご自宅でも造れます♪
坂本 実千代
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