よーじやカフェ銀閣寺店
銀閣寺をめざし、哲学の道をひたすら歩いて歩いて…歩き疲れたころ見えてきたのがここ、よーじやカフェ銀閣寺店。
もう暮れかけてくる時間帯に、この灯りは嬉しい。
古い立派な木の門をくぐると、なんとも懐かしい日本家屋が迎えてくれた。
手入れの行き届いた、でも大仰すぎない、ほどよい感じのお家。
和の習い事の先生のお宅、という風情だ。
暖簾をくぐり、玄関を上がると笑顔のスタッフから右手を指し示しながら待ち時間が長いことを告げられる。
その方向には四畳半ほどの部屋があり、すでに10人以上の先客がいた。
女性のほとんどが華やかな着物。
レンタルの着物を着て自撮りに興じている韓国からの観光客ばかりだった。
日本人は何と私たちだけ!
周りのテンションの高さに気おくれして、あまり写真は撮れなかった。
カフェオリジナルマークのついたグッズを見てすごしていると、名前を呼ばれた。
よーじやカフェの店内&ドリンク
庭木と石灯篭、そして錦鯉の泳ぐ池のある庭園、
襖をすべて外して広間にした部屋、欄間の彫り物、縁側などなど、
里帰りしたおじいちゃんの家…そんな感じだ。
銀閣寺店自慢のお庭が見えるよう、同じ方向を向いて座っているのは、なんとも不思議な光景。
よーじやといったらやっぱりこれよね♪ということで、これをいただいた。
- よーじや製抹茶カプチーノ
できるだけお顔が崩れないように崩れないように…と注意しながら少しずつ少しずつ飲んだ。
まぁ、お味は取り立ててどうということもないけれど、やっぱりこれはこの雰囲気を楽しむ場。
このお顔を手鏡のような形にした最中などがセットになった「よーじやセット」などにも惹かれたが、もう夕食が近い時間だったため、今回はあきらめた。
まとめ
ちょっと不気味でもあるこのよーじやの顔。
これをもっとポップにしたカフェオリジナルマークの「顔」がある。
あぶらとり紙で有名になったよーじやだが、新しいマークのタンブラーや付箋紙、クリアファイルなどなど、いろいろなお土産グッズも玄関近くに並んでいた。
買う買わないは別として、その新しさに目を奪われた。
古い日本の良さと現代の日本、その魅力を伝えてくれる よーじやカフェ。
外国人だけでなく、和の暮らしから離れてしまっているわたしたちにとっても魅力的な場所だ。
畳に座って庭を眺める、というのが最初それほど魅力的に感じてはいなかったのに、
なんともゆったり、離れがたいくらい心地いい時間をすごさせてもらった。
銀閣寺を訪ねる際には、またぜひお邪魔したい。
よーじやカフェ銀閣寺店の情報
坂本 実千代
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