あまり知られていないが、全国で発見されている装飾古墳のうちの30%が熊本県にある。
県北の菊池川流域には、チブサン古墳やオブサン古墳など、教科書や資料集で紹介されているものを含め様々なものがある。
山鹿で幼少期を過ごしたわたしには、遠足で古墳に行ったりした思い出も♪
熊本県立装飾古墳館
駐車場
物産館近くの駐車場に車を停めて歩くことにした。
装飾古墳館まで約5分ほど。
装飾古墳館のすぐ近くにも駐車場はあるが、自然を感じながら歩くのがオススメ。
物産館を少し登った広場では、バーベキューをしている人たちや、アスレチックを楽しんでいる子供達もいた。
木々に囲まれた「古代夢のかけ橋」空気が気持ちいい。
それほど高さはないので、高所恐怖症の人や橋が怖い人も大丈夫(…なはず)。
どんどん歩くと、見えてくるのが県立装飾古墳館。
春は桜、藤、初夏はツツジ、紫陽花など季節折々の花に囲まれる。
県立装飾古墳館に到着!
「きちんとメンテナンスされていれば、きっとかっこいいんだろうなぁ…」と思ったモダンな建物。
これは、細川護煕さんが知事だった頃にすすめていた「くまもとアートポリス事業」の一環として建築家の安藤忠雄さんが担当したものだとか。
屋上からは、まわりの広大な自然と古墳群を楽しむことができる。
古墳いろいろ
- 小円墳
現在はただの円形サークルのように見えるが、もともとはこの上に墳丘のある小円墳だったとのこと。中には木棺が納められていたらしい。
- 横山古墳
この横山古墳は、熊本市北区植木町にあったものを移築したもの。
古墳時代後期(6世紀後半)からかなり長期に使われていたものらしい。
中には入れないものの、かなり近くで古墳に触れ合うことができる。
公園スペース
馬や鳥などの埴輪を模したものがたくさん並んでいる。
子供達はこの背に乗ったり、ブランコで遊んだりすることができる。
広めの木陰があるので、保護者はそこでゆっくり子供達を見守ることができる。
この日も、そこでお弁当を広げている家族がいた。
まとめ
古墳に興味がある人だけでなく、ない人にも広々とした空間と花が楽しめる場所。
また、古墳館ではいろいろな企画展やイベントが開かれている。
学校が休みの時期などは特に、子供達を対象にした体験会などの楽しいイベントが多い。
古墳と聞くと小学校時代の「お勉強」を思い出してしまいがちだが、そんなことはない。
ぜひ一度、ドライブを兼ねて訪れてはいかがだろうか。
県立装飾古墳館 アクセス情報
〒861-0561 熊本県山鹿市鹿央町岩原3085
坂本 実千代
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