ひと昔前と違って、「パソコンでの文字入力は全くできません」という人はかなり少なくなりました。
でも、「あなたはタイピング得意ですか?」「速いですか?」と訊かれると、自信をもって「はい!」と答えられるか??
そもそも基準がわからない、という声をよく聞きます。
派遣登録をはじめとした就職活動で、タイピング速度を判定基準に加えているところもありますね。
- 仕事でパソコンでの長文入力はほとんどない。決まったフォームに入力する程度→300文字/10分
- デスクワークにパソコンを使う。一般的な速度がこのあたり →500文字程度/」10分
- まわりの人から「速い」と言われる速度。電話で聞き取った内容を直接入力できるのがこのあたり →800文字程度/10分
…といったところでしょうか。
この文字数は、漢字などにきちんと変換した「文章」として入力しているもので、単なるキータッチ数ではありません。
速記記者としてアルバイトをしていた学生の入力速度が1,200文字/10分でした。
入力速度には限界がある?
タイピング速度は、入力方法によっても違います。
かな入力、ローマ字入力、親指シフト…などなど。
わたしが専門学校で指導していた頃に推奨していたのは「ローマ字入力」でした。
日本語入力を覚えると同時にアルファベットのキー位置も覚えられる、というのがその理由のひとつでした。
ただ、ローマ字入力のデメリットは、ほかの2つの入力方法より多くのキーを打たなければいけない、ということです。
そのため、「ローマ字入力には壁がある」と言われていました。
ただ、その文字数は説によって違う。
そこで、自分でチャレンジしてみることにしました。
- 普通に入力して 1,500文字~1,600文字/10分
- 速く入力できる技を使って 2,000文字程度/10分
これが私のローマ字入力での結果です。
この2つの差はなんでしょう?
そして、入力速度の基礎力をUPさせる方法はあるのでしょうか?
タイピング速度をUPさせる方法
入力速度の基礎力UP
入力速度を上げたい、という人にアドバイスしているのは、次の4点です。
- 力を抜く。肩も腕も指もやわらかく。
- できるだけ毎日、少しずつでも入力練習(パソコンで日記をつける、などでOK)
- タイピング速度を計測し、グラフ化する。
- 人と比較しない。
人によって習熟期間や速さは違うので、気にしないこと。
ピアノをはじめとした鍵盤楽器や左手を使うギターなどの経験がある人は入力も速いことが多いもの。
継続することで、苦手な人も速くなっていきます。
グラフなどで可視化することで、やる気がでます。これは楽しく続ける秘訣!
速く入力できる技
ある程度、入力がストレスにならない速度まで上達したら、次の段階として「技」を使って速くする、という方法もあります。
その「技」とは、
- よく使う単語や文章、ミスしやすいものは単語登録する
- 面倒な文字やその文章に繰り返し出てくる言葉は「置換」を使う
というような方法です。
例えば「スマートフォン講習会」が何度も出てくるとします。
これ、入力しにくいです。
「スマートフォン講習会」とするべきところを「*」と入力する。
その後まとめて「置換」すれば、とっても楽に入力速度を伸ばすことができます!
こんな「パソコンの裏技・便利技」わたしの別サイトでご紹介しています。
ぜひお役立てください♪
坂本 実千代
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