浅草・初夏の旅
雷門
浅草といえば、この大きな提灯の下がった雷門。
数年ぶりの浅草の旅はここから始まった。
仲見世通り
快晴に恵まれたこの日の浅草仲見世通りは、ごった返すほどの人・人・人。
修学旅行の時期だということがわかったのは、人形焼やさん、メロンパンやさんなどのまわりにあふれる学生服。
ほかのお土産屋さんも「学割」の看板と呼び込みの声。
着物姿の大半は外国人だというのも、観光地ではここ数年の常識となってきているようだ。
人混みは苦手だが、浅草寺周辺の賑わいはなんだか嬉しい。
浅草寺
門をくぐってすぐ振り返ると、浅草寺の門とスカイツリーの両方が見える。
五重塔は現在補修工事中。
本堂内陣中央にある御宮殿
浅草寺とスカイツリーとこいのぼり
この時期、泳いでいるこいのぼりが、角度によってはスカイツリーを柱にしているように見えたりもする。
セルフィにいそしむJKも多い。
風がある日だったため、ずっと激しく泳いでいた。
さて、豆知識として…浅草の歴史
推古天皇36年(628)、桧前浜成(ひのくまはまなり)・竹成の兄弟が、江戸浦(隅田川)で投網中に、一体の仏像を感得しました。郷司(ごうじ)の土師中知(はじのなかとも)はこれを排し、「聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)」のお像であることを知り、三人で深く帰依したというのが浅草寺の草創であり、のちにこの三人は、「三社権現」(今の浅草神社)として祀られました。
鎌倉時代には将軍の信仰も厚く、その外護(げご)のもとに伽藍(がらん)も整いましたが、特に江戸時代にいたっては徳川幕府の祈願所となり、いよよ堂塔の威容もまして、いわゆる大江戸文化の一翼をにない、庶民安息の浄地となりました。浅草寺は「浅草かんのん」の名称で全国の人から親しまれ、我が国の観音霊場の代表的な寺院となっています。
今日、浅草寺とその周辺一帯の浅草は、東京で最も古い歴史を持つ観光地となり、自社への参拝者だけでなく、大勢の観光客が昔の雰囲気を楽しむために国内外から訪れています。
また、地下鉄や隅田川水上バスなど都心との便利なアクセスを持つ浅草は、日光への玄関口としても知られています。東武浅草駅から電車で約1時間40分の日光には、徳川家康を祀った東照宮など、ユネスコの世界遺産にも登録されている様々な文化遺産があります。
(看板の写真より転載)
夜はライトアップされた姿を見せてくれる。
浅草寺アクセス
- あさくさかんのん 浅草寺
- 住所…東京都台東区浅草2-3-1
- 電話…03-3842-0181
(電話でのお問い合わせは、日曜祝日を除く午前9時30分~午後4時まで)
坂本 実千代
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