すぐにケータイをかけなさい
この本を読むのは、実は2度目。
タイトルにひかれて即買いして、すぐに読んだのは…多分、発売直後。
2度目読んで、以前より深く理解できた…というか、咀嚼できた気がします。
まさに、「1回は1回の学び 10回は10回の深さの学び」
1回目は、本当にさらっと読んだだけだった1冊でした。
このタイトルで即買いした理由…
携帯 というか、電話をかけるのが苦手だから。
でも、本当にこの本がいいたいのは「すぐ電話をする」ということではなく
「すぐに行動する!」ということ。
…まぁ、それはほとんどの人がタイトルをみてわかると思うけど。
行動によって失うことよりも、得ることの方が確実に多い
損得勘定なしにすぐレスポンスすることで、信頼感や評価がアップする。
たしかに…「できる人」「忙しい人」ほど対応が早い。
時間はなくなっていく
餅は餅屋に。任せられるものはお金を払ってでもいい、時間を大切に
特にこれは!と思ったポイント
相手の価値観は自分とは違う、ということを肝に銘じよう。
「りんご」と言われて思い浮かべたりんごは、隣の人と自分では違う。
自分の考え方は自分が育った環境や教育の中でのみ正しい。
あらゆる人に適応できることではない。
情報を自分にあてはめるとしたら、どう受け止めて活用するのかという視点で情報を受け取る。
そうすると、あの人はもともと自分とは違うからできたんだ…とか、もう聞いて知っている、といった薄っぺらな受け止め方をしない。
自分は人を感動させられるほど、プロとして仕事をしているのか?
自分の理想としているイメージを描いてみて、その理想像として考え、行動してみる
頭でっかちで「こうでなければならない」「これが正しい」と決めつけがちな私は、わかりやすく、理解しやすいたとえで諭されたことで気づくことができました。
りんごのたとえは、今までもほかの本や講演会で聞いたこともあったのですが、今回ほどすっっと頭にはいってきたのははじめてです。
全体を通して、著者の確かな知識に裏打ちされた表現と、文章の隅々まで行き届いた思いを感じました。
思いがけない悲劇に襲われても(詳細は本を参照)悲観せず、前向きに、しかもそれが新たなチャンスだと受け取り進んでいく姿に、まだまだ努力してる、なんて言えない!と背中をおされる1冊です。
坂本 実千代
最新記事 by 坂本 実千代 (全て見る)
- facebookライブ、やってます - 2019-03-02
- キロボミニの販売終了!気になるサポートは? - 2019-02-05
- 青い不思議空間・昭和レトロな喫茶店ソワレ - 2019-02-04